セキュアMP3への長い道のり(Windows10でSD-Jukeboxを使う)

(2018.9.15)

下記ページにより、

「先日より、ご案内してますとおり、2018年3月末をもって、SD-Jukeboxの新規インストール（再インストールを含む）時に必要な著作権保護のためのセキュリティプログラムの配布を終了いたしました。」

とある。

• SD-Jukeboxをご利用のお客様への重要なお知らせ | ソフトウェア | お客様サポート | Panasonic

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新規でSD-Jukeboxをインストールして使用するすることは不可能なので、このページを見てこれから新たにSD-Jukeboxを使おうと考えている方はきっぱり諦めた方がよさそうです。

一方、現在Windows7やWindowsXPでSD-Jukeboxが動作している環境がある方で、Windows10で継続して使用したい、と考えている方は、実機PC(物理マシン)をVirtualBoxに仮想化すれば実現できる可能性があります。

下記ページは参考の為に残します。

2016年5月、5年前のモデルの中古車を購入。 SDカードでmp3が聴けず。 マニュアルによると、セキュアMP3なるフォーマットでないと聴けないとのこと。

結局のところ、SD-Jukeboxというソフトと、著作権保護対応のSDカードリーダ(／ライタ)があればいいらしい。

SD-JukeboxがWindows10非対応であることと、SDカードリーダライタの用意が課題であり、いくらか出費が必要であるところに迷いつつも、検討を始めた。

結論から言うと、下記があれば セキュアMP3に対応ができる。

• Panasonic SD-Jukebox (確認したものは Ver6.95)
• 著作権保護対応の SDカードリーダライタ (確認したものは Panasonic BN-SDCMP3)
• 使用バージョンの SD-Jukebox が対応した Windows (確認したものは Windows7)

さらに、仮想PC環境である VirtualBox を使用すれば、Windows10(64bit)環境でも上記環境が構築できる。(2017年7月1日現在で使用中)

ただし、既に SD-Jukebox は 2016年9月30日に販売中止、ユーザサポートも2017年末頃に終了予定、著作権保護対応の SDカードリーダライタ (最後の製品はおそらくBN-SDCMP3) も生産終了なので注意！ (できれば、こんなものを使用しないくてもよい再生環境にするのが一番よいと思う)

2016年5月時点で、我が家で稼働中のWindowsマシン(3台)は全てWindows10となっており、まずは、完全に眠っていたノートPCを専用マシンとして使用することにした。

マシンは Panasonic Let’snote CF-R4 (CF-R4GW5AXS)。プレインストールOSは、Windows XP Professional SP2 である。

ここで、このPCのSDカードスロットにSDカードを挿してみると、なんと、「著作権保護された」と表示されるではないか。

カードリーダを購入しなくてもよさそう、ということで若干敷居が低くなり、SD-Jukebox をダウンロード購入してみたところ、2GBまでのSDカードでセキュアmp3が使用できた。

その後、SDカードリーダライタ(Panasonic BN-SDCMP3)を購入し、SDHCでもセキュアmp3が使用できるようになり、

最終的に VirtualBox を使用して、Windows10環境でも使用できるようになった。

音楽ライブラリ(mp3)はメインPCの D:\music\mp3 に置き、iTunes で管理している。

SD-Jukeboxでは、格納されたファイル構成そのままで使うようにする。

最終的には、次の3つの環境にてSD-Jukeboxを使用することができた。